京都市営地下鉄　コトチカ

お好みの花を提案できるよう
花トークを大切にしています

　色とりどりの旬のお花がお店いっぱいに広がる［青山フラワーマーケット コトチカ四条店］。セルフサービスで1本からでも気軽に選べたり、生活シーンに合わせたミニブーケが350円から揃ったり、1000円台のブーケがたくさんあったりと、これから花のある生活をはじめるビギナーにとってはぴったりのお店だ。
　そんな花々に囲まれて働く鈴木さんの楽しみは、お客さんと交わす花トーク。「仲良くしていただいているお客様に、お好みの品種をご提案したり、組み合わせについて相談したり。花のことを話している時って、本当に楽しいんです。一輪でも気分を変えてくれる。そんな花の魅力を、ひとりでも多くの方にお伝えしたいです。」
　通勤、通学で利用する人が多いコトチカ四条店。急いでいる人も多いけれど、なるべくコミュニケーションをとることを大切にしているそう。「あなたのアレンジが良かったから、贈った人にも喜ばれたよ。なんて言ってもらえると、とても幸せを感じます。誰かを笑顔にしたい、というお客様の気持ちに少しでも応えたい。だからできるだけ会話をして、その方の想いを把握できるよう心がけています。」旬の花を中心に合わせた、作り置きのギフトブーケやアレンジメントは急ぐときにおすすめですが、用途やあげる人の雰囲気を伝えながらのオーダーも、もちろんOK。自分用なら、これからの季節、観葉植物もおすすめだそう。「春以降は、植物がグングン元気に育ってくれるので、世話がしやすく、育てはじめるのにベストシーズンです。植物のグリーンは目にも涼しげですし、ぜひチャレンジしてもらいたいですね。」
　仕事終わりで改札を抜け、ふと視界に入った季節の花やグリーンを、ちょこんと自宅に置いてみる。そんな小さな行動が、豊かな暮らしへの第一歩になるかもしれない。