ページ内へのスキップ用リンクです。
カフェやイタリアンの経験を経て、オープニングスタッフに応募。現在、コトチカ京都店スタッフともうひとつ、東日本大震災の時に「自分にも何かできることがあるはず」と決意し、予備自衛官という顔も持つ。
まわりがプクーッと膨らんだ香ばしい生地の上で、モッツァレラチーズがとろけてトマトソースと一体に。定番のマルゲリータをはじめ、明太クリーム、ジェノベーゼなど多彩な窯焼きピッツァが味わえる[Kaya Bar]が2017年3月、コトチカ京都内にオープン。国内外のゲストで埋まる忙しい店内で、笑顔を絶やさずテキパキと働く圓さん。女性店長も「私の右腕です!」と太鼓判を押す元気印、ホール、キッチンを行き来して仕事のスキルアップをめざす毎日だ。
以前から「本格的なピッツァを焼いてみたい」と思っていた圓さん、実際のピッツァ生地は想像していたより繊細で、思い通りにならないところがまた魅力なのだそう。「同じ配合にしていても、気温や湿度、のばし加減などによって、焼いた時の膨らみ方が異なります。シンプルだからこそ難しく、難しいからこそ上手に焼き上がって、お客様の前に出した瞬間〝おいしそう!〟と言っていただけた時の喜びは格別です。」
窯焼きピッツァ540円〜、グラスワインはスパークリングを含め324円、切り立て生ハムや自家製ローストビーフが540円と、デイリーに使えるリーズナブル設定も◎。年末からは14 種類の定番に加え、スイート系のティラミスピッツァや、懐かしいナポリタン風ピッツァなど月替わりの限定ピッツァも登場。旅行途中の休憩に、会社帰りのサク飲みに、おいしい選択肢が増えた。
また最近はインバウンドの旅人によりよい接客をしたいと、英会話にも励んでいる。「海外からのお客様の中には、宗教上の理由やアレルギーで食べられない食材をお持ちの方が多い。ベジタリアン対応のピッツァがあること、苦手な食材は抜いて調理できることなどを伝えて、可能な限りリクエストに応えられたら。英語が堪能な同僚がいるので、わからないことはすぐ聞いて。教えてもらったフレーズを駆使して、いろんな国の方とコミュニケーションしていきたいです。」
キッチン中央で目にする真っ赤な窯で、焼くことわずか1分半。ピッツァをスピーディに取り出す専用の網とトング
ロマーナ702円。マルゲリータにオレガノ、ニンニク、アンチョビを加えた、ワインにぴったりな大人テイスト